From:内田
日付:2020年12月1日12:00
※ なぜ、同じ手技でも結果にバラツキが出るのか?
たとえ同じ手技でも、患者さんが変われば結果も変わります。
施術後、大きな変化に声をあげて驚く患者さんもいれば、変化が出ているのにそれに気づかない患者さんもいるのは、先生も日々感じているとおりです。
他にも、整えた身体の歪みが長持ちする患者さんもいれば、またすぐに歪みが戻ってしまう患者さんもいます。
いったい、なぜこのようなバラツキが出るのでしょうか?
先生が教えたセルフケアをやっているかどうか、また、患者さんの重症度の違いなど、色々な原因を考えるかもしれません。
でも実は、もっと根本的な原因があるんです。
肩こりや腰痛の患者さんには、一つの共通点があります。
それは、身体の軸がズレて関節に大きな負担がかかっていること。
ズレた軸を支えるために無意識に力んでしまい、その結果として身体に痛みがあらわれるのです。
つまり、ズレた軸を支える力みを取り除ければ、身体の軸は本来のポジションに整い、肩こりや腰痛などの問題は改善するということ。
しかし先生が真っすぐに整えたとしても、またすぐに歪んでしまう患者さんがいますよね。
このような問題を引き起こしている真犯人…。
それは、人間の「脳」なんです。
術後、すぐに歪みが戻ってしまう患者さんの脳は、歪んだ状態を「真っすぐ」と認識しています。
そのため先生が整えても、脳が歪んだ状態に戻そうとするのです。
結果のバラツキをなくし、痛みの根本原因を改善するうえで大事になるのは、脳のイメージする真っすぐと実際の身体の真っすぐを合わせること。
そうすれば、肩こりや腰痛はもちろん、肘痛、ヒザ痛、五十肩、スポーツ障害など、あらゆる問題を簡単に根本改善できます。